リウマチ患者と健常者の腸内環境を比較すると、リウマチ患者の腸内環境バランスが健常者より明らかに崩れていたとう調査結果が発表されています。そのため、リウマチの予防や改善には、腸内環境を整える食品や食事方法が鍵になると注目されていました。なかでも、ヨーグルトは腸内環境を整える効果が高く、体内に必要なカルシウムも摂れるためオススメです。 リウマチにはどのような食事を摂ればいいのか悩んでいる人は、リウマチと腸内環境・食べる食材などの関係性を理解して、今日から改善していきましょう。

リウマチと腸の関係性

リウマチの発症の原因に、腸内環境の悪化が深く関わっていると言われています。しかし、腸内環境が悪化するとリウマチに繋がるというイメージをもっている人は少なく、腸との関係性にピンとこない人も多いと思います。そこで、腸内環境とリウマチが深く関係している理由を紹介します。

理由1:腸は免疫調整に深く関わっている

リウマチは何らかの理由で免疫のコントロールができなくなり、免疫細胞が関節に攻撃をしてしまうことが原因で発症する病気です。その免疫コントロールに関係しているのが「腸」。腸は、免疫調整に関係している大切な臓器のひとつで、「免疫器官」とも呼ばれているため、免疫系の異常で発生するリウマチの症状に深く関係しています。

理由2:腸が弱ってしまうとリウマチの原因になる異物を排除できずに吸収する

腸に刺激や負担を与える食べ物を摂ってしまうと、腸内環境が悪化して腸が弱ってしまい炎症を起こしてしまいます。この炎症が起きた状態が長らく続くと、次第に腸の粘膜に穴があく現象が発生してしまいます。穴が開いたり、炎症が起きたりすると、食べた物を「必要な栄養素」と「排除するべき異物」に分ける動きをする腸粘膜の働きが下がります。そのため、体内にリウマチや免疫疾患の原因になると言われている「重金属」「農薬」「添加物」などの異物を取り入れてしまいます。 免疫異常が引き金で発症するリウマチは、腸内環境を整え維持していくことで予防・改善することができます。また、腸のほかにも「副腎」というリウマチに関係する重要な臓器があります。副腎はリウマチや関節炎の炎症を抑えるホルモンを作る働きがありますが、食事のバランスが悪いと副腎が疲弊してしまい、働きが低下し症状が悪化する可能性もあります。リウマチの症状に悩まされている人は食生活をしっかり見直して栄養バランスに気を配りましょう。

リウマチの症状の発症・進行予防にはヨーグルトがオススメ

腸内環境を整えると、リウマチの予防や改善に繋がることが分かりました。次に、腸内環境を整えリウマチに効く食べ物や腸内改善をするのに有効な方法をいくつか紹介します。食事や生活習慣を見直すのは自分で行える改善策なので、積極的に取り入れてみて少しずつリウマチの症状を緩和していきましょう。

リウマチの症状にはヨーグルト

「ヨーグルト」と聞くとは、腸内環境を整えると聞いて真っ先に思い浮かぶ人も多いと思います。実際ヨーグルトには乳酸菌や、ビフィズス菌など善玉菌を多く含んでいるため整腸作用があります。そのため、腸内環境を整えるためヨーグルトを適度に摂ることをオススメします。 【ヨーグルトのメリット】 1.腸内環境を整えることができる ヨーグルトを食べると善玉菌が増えるため、異物が侵入しにくくなり腸内環境が整いやすくなります。そのため、アレルギー反応や免疫疾患の改善・予防の効果があります。 2.手軽に食べることができるため習慣を作りやすい ヨーグルトは食べる時間帯を決める必要がないため、自分のタイミングで食べることができます。また、ヨーグルトにハチミツやナッツ類を入れたりすると、味のバリエーションも楽しめ飽きずに食べ続けられます。 3.炎症を引き起こす物質を抑制する場合がある マウスを用いた実験結果で、リウマチの炎症を引き起こす物質を抑制して、症状を抑えることが分かりました。 4.カルシウムも摂れるため、リウマチと併発して発症する可能性が高い骨粗鬆症などの予防になる リウマチを発症すると、痛みで身体を動かさなくなるため骨粗鬆症を併発することが多くあります。ですから、ヨーグルトなどを摂取してカルシウムを摂ることは大切な予防に繋がります。 このように、ヨーグルトは腸内環境を整えるために様々な働きをしてくれます。しかし、ヨーグルトさえ摂れば他はどんな食事をしてもいいという訳ではありません。しっかりと腸内環境を整えるためには、腸に優しい食事も摂りながら、栄養バランスよい食事を摂ることも大切です。

そのほかにできる腸内環境を改善する方法

ヨーグルトを食べるほかに、腸内環境を整える方法として下記の点にも注意していきましょう。 ■甘いものを控える 甘いものに含まれる砂糖は、腸内環境悪化の原因になるカンジダ菌の栄養源になるため、食べ過ぎには注意しましょう。 ■腸の働きをサポートしてくれる食材を摂る 胃酸を分泌する働きを助けてくれる食材:梅干し・お酢を使用した食べ物 消化をサポートしてくれる酵素を含んだ食材:パパイヤ・パイナップル・キャベツ・納豆・グレープフルーツなど ■オリゴ糖や食物繊維が多い食材を摂る フルーツや穀物などに多く含まれているオリゴ糖や、食物繊維は善玉菌を増やしてくれます。善玉菌は、腸内の働きを正常に整えたり、免疫力の向上やアレルギー症状を緩和したりと重要な働きをする腸内細菌です。 ■決まった時間に睡眠を十分に取る 腸は夜寝ている間に活動をします。そのため、睡眠時間が短かったり、不規則な生活を送っていたりすると健康的な腸内環境は維持できません。しっかりとした生活リズムを作って、腸内環境を整えることが大切です。 また、腸を整えるためには食べる食材に気をつけなければいけませんが、適度に運動をしたり、こまめに水を飲んだりすることも大切です。腸内環境は日頃の意識を少し変えるだけで改善できるので、日常生活の中で心掛けてください。

その他リウマチに有効な食材・成分

腸と肝臓のサポートをしてくれるウコン

ウコンには、クルクミン・食物繊維・ミネラル・抗酸化成分などの腸内環境を整える成分が豊富に含まれています。また、肝機能をサポートする役割もあるため身体の毒素や老廃物を排除する働きを助けてくれます。

青魚はリウマチの痛みと炎症を抑えるn-3系脂肪酸を多く含んでいる

青魚に含まれている「n-3系脂肪酸」は炎症を抑えリウマチの痛みを和らげる作用があります。また、動脈硬化を防いでくれる働きもするためオススメです。

ビタミンCが豊富な食材

ビタミンCには痛みを抑えてくれる「ステロイドホルモン」というホルモンの分泌を高める効果があります。そのため、ビタミンCが多く含まれているブロッコリー・カリフラワー・パプリカ・アセロラなどをいつもの食事に加えてみてはいかがでしょうか。

パイナップル、豆類は炎症を抑えてくれる

パイナップルに含まれている「ブロメライン」、豆類に含まれている「食物繊維」なども、リウマチが原因で発症した炎症に対して作用してくれます。

骨を強くするためには大豆食品やゴマがオススメ

リウマチを発症すると、痛みで運動ができなくなる場合が多いため、骨が弱くなりやすくなっています。そのため、日頃の食事でカルシウムを適度に摂ることも大切です。 このように、リウマチ対策に効果のある食事はいろいろありますが、手軽に摂れるアンチノビンもオススメです。アンチノビンには、リウマチ特有のふしぶしのこわばり、違和感を緩和してくれるウコン、マンゴージンジャー、黄杞葉など主成分が豊富に含まれています。また、サプリメントのため飲みやすく、食事で栄養を摂ることが難しい人には摂取しやすいでしょう。

腸内環境を整えることがリウマチ改善に繋がる

手足の指や関節などによく発症するリウマチですが、原因をたどってみると意外にも腸内環境との関係が深いことが分かりました。また、腸では身体全体の約60%~70%の免疫細胞を作っているため、免疫異常が原因で発症するリウマチと関係があることも納得できます。そのため、腸への負担を減らす対策はリウマチを予防・改善することに繋がる可能性が高いでしょう。日頃から食事に気をつけて生活をすることが、自分でできるリウマチ対策のひとつだと思います。 最後に、ここまで腸にいいヨーグルトやリウマチに効果があると言われている食材をたくさん紹介しました。食べ過ぎも腸への負担になるため、暴飲暴食にも気をつけていきましょう。

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