このページでは、リウマチと遺伝がどのように関わっているか、治療の何に注目するべきか、といった情報をお知らせしています。まず血縁者に関節リウマチにかかっている方がいると、通常よりも関節リウマチを発症しやすいことが報告されています。しかし、リウマチは遺伝病というわけではありません。この点を正しく理解し、治療や予防に役立てていきましょう。

関節リウマチの原因

関節リウマチと遺伝

最新のリウマチ研究では、関節リウマチは遺伝子と深い関わりがあることが分かっています。ある研究結果によれば、リウマチ因子を持つ母親から生まれた娘がリウマチを発症する確率は、約5%でした。全体の発症率は0.5%であるため、通常の約10倍の確率であると言えます。さらに遺伝子が一致している一卵性双生児の場合は、25%前後とより高い結果です。こうしてみると高い確率のように思えます。ですが、あくまでも他の人と比べて多いという程度であり、血縁者にリウマチ患者の方がいても、リウマチにならない方のほうが多いのです。関節リウマチの、明確な原因自体はいまだ解明されていません。遺伝的な要素はあくまで一部の要素であり、ストレスや喫煙などの環境的要素も影響していると考えられています。つまり、遺伝は「なりやすさ」に関わりますが、「必ずなる」わけではありません。

関節リウマチと妊娠・出産

関節リウマチは遺伝的要因でなりやすいですが、必ずなるわけではないことが分かりました。ですが、妊娠や出産に影響がないか、ということが気になっている方も多いのではないでしょうか。実は関節リウマチにかかっている方は、そうではない方に比べて妊娠率が低いとされています。そして、リウマチ治療に使用される薬の中には、胎児に影響を与えるものがあることにも注意が必要です。また、妊娠中はリウマチの原因である免疫力が下がるため、一時的に症状が軽くなることがあります。ですが、出産後は以前より悪化する可能性があるため、すでに治療を開始している方は、医師や家族とよく相談して計画を立てていくことが必要です。

関節リウマチと子育て

関節リウマチでは、「リウマトイド因子」という自己抗体が血液中から発見されやすいことが特徴です。このリウマトイド因子は母乳にも分泌されるため、赤ちゃんに影響がないか心配になっている方も多いようです。しかし、リウマトイド因子が分泌された母乳を飲んでも、赤ちゃんには影響がないと考えられています。そのため、血液検査の結果、リウマトイド因子が陽性だった方でも、心配する必要はありません。しかし、すでにリウマチの治療を開始している方の場合は、治療薬の成分が影響を与える可能性があります。育児中の方は、そのことも医師に伝えて判断してもらいましょう。

関節リウマチの初期症状

関節リウマチを見つけるために

最初に、遺伝的要因はなりやすさの一因でしかない、とお伝えしました。しかし、それは言い方を変えれば、ご家族にリウマチ患者の方がいない場合でも、リウマチになる方もいるということでもあります。そのため、リウマチ患者さんがご家族にいる方もいない方も、初期症状を見逃さずに早期発見に努めることが必要です。そこで、次はリウマチの症状と、症状が起きるメカニズムについて説明していきます。

 

関節リウマチの進行

関節リウマチは進行がとても早い病気であり、発症から約2年で関節の骨が破壊されていきます。発見が遅れるほど治療が難しくなるため、早期に治療を始めることが必要です。関節リウマチは発症から半年以内に発見することができ、治療を開始すれば、それだけ治る可能性も高くなります。多くの方が薬を使っていれば、症状が出てこない状態である寛解(かんかい)まで回復可能です。なかには薬がいらない状態まで回復した方もいます。そのため、次に紹介する初期症状に気づいたら、すぐにリウマチ検査を受けましょう。

関節リウマチの初期症状

リウマチには以下のような初期症状があります。当てはまるものがないかチェックしてみましょう。 ・起床後のこわばり ・手指の第二関節の痛み・腫れ ・手足の左右対称の部位に痛み・腫れ ・微熱が続く ・全身がだるい ・食欲不振 このような症状がありますが、これらの症状は更年期障害や、その他の関節障害と似ている部分があるため、見過ごされてしまいがちです。「関節リウマチ」という病名であるため、関節だけに症状が出ると誤解されていますが、実際には微熱や食欲不振などの関節以外の症状も多いため、見逃さないように注意しましょう。

関節リウマチの発症メカニズム

何故、関節リウマチになると上記のような初期症状が見られるのでしょうか。次は、それを理解するために、リウマチのメカニズムを紹介します。最初に紹介したように、発症する要因と考えられているのは、遺伝に加えて、精神的なストレスや喫煙などです。こうした要因を抱えている人が、ウイルス感染などをきっかけにして、本来は身体を守る「免疫」が自分自身を攻撃してしまうようになります。このように免疫が暴走する病気は「免疫疾患」と呼ばれて、関節リウマチはその名前の通り、関節の組織を破壊する病気です。

全身に症状が起きるメカニズム

関節リウマチでは、関節を守る組織を免疫が攻撃することで炎症が広がり、腫れが発生します。これが関節に痛みを感じたり、関節の破壊が起きたりする理由です。この炎症は、指などの末端の関節から始まり、全身の関節に広がっていきます。これにより、リウマチにかかった方の身体は、つねに体力を消費し続ける状態になってしまい、微熱やだるさなどといった全身の症状も出てしまうのです。特に長時間、関節を動かさない状態でいると、関節に強いこわばりを感じ、生活に支障をきたしてしまいます。そこで、次はこわばりが気になる方に、注目してもらいたいサプリメントを紹介します。

起床時のこわばりが気になる方におすすめのサプリメント

遺伝子の仕組みに注目したサプリメント

実は現在では、関節リウマチの研究が進んだ結果、関節の炎症を引き起こす原因となる遺伝子「シノビオリン」が発見されています。このシノビオリンは、関節を包んでいる滑膜(かつまく)という組織の炎症や、増殖を促す遺伝子です。つまり、このシノビオリンが関節の痛みが起きる原因の一つと言えます。また、中島教授は、シノビオリンに体内のエネルギーを生成しているミトコンドリアの数を抑える役割があり、これが老化や肥満の原因となっていることも突き止めました。最近では、そのシノビオリンの働きに注目したサプリメントも販売されているようです。そのサプリメントの名前は、「アンチノビン」と言います。

アンチノビンの特徴とは?

「アンチノビン」は、リウマチに関する遺伝子の研究を行ってきた中島利博教授が監修しているサプリメントです。シノビオリンの抑制・コントロールを考えた成分を厳選し、改良を重ねることで開発されました。400万種もの候補の中から選び抜かれた成分により、遺伝子レベルで健康を見つめています。ほかにも体内でエネルギーを作るミトコンドリアは、若々しい身体作りに役立ち、代謝にも関わるためダイエットでも注目を集めている重要な存在です。アンチノビンはシノビオリンの働きに注目することで、ミトコンドリアの働きにも注目しています。朝のこわばりが気になる方、疲れやすい方、ふしぶしが気になる方は、アンチノビンを試してみてはいかがでしょうか?

関節リウマチは遺伝性の病気ではありません

関節リウマチは遺伝的要因も関係していますが、それは一部の要因に過ぎません。環境的な要因なども関わっているため、ご家族にリウマチの方がいる方も、いない方も注意が必要です。現在では効果的な薬剤も開発されているため、早期に治療を始めれば、それだけ予後の回復も期待できます。健康な毎日を過ごすために、日々の暮らしを見つめていきましょう。

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